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CurvegridとSalo、日本・フィリピン間のステーブルコイン活用に向けた協業を開始

2026年10月2日 – 東京、日本 | デジタル資産およびブロックチェーンインフラを開発するCurvegrid株式会社は、日本とフィリピン間の国際送金の近代化に取り組むフィンテック企業Saloとの提携を発表しました。
両社は、Salo Services株式会社が提供を予定している国際送金サービスを支える決済・資金管理インフラの一部として、ステーブルコインやブロックチェーンなどの技術を活用する可能性を共同で検討していきます。
日本・フィリピン間:重要な国際送金市場
フィリピンでは、2025年に海外就労者からの現金送金額が356億米ドルを超え、同国の国内総生産(GDP)の約7.3%を占めました。また、日本には約34万人のフィリピン人が居住しており、その多くがフィリピンに住む家族へ定期的に送金しています。
国際送金では、複数の仲介機関を経由することによる手数料の発生、営業時間の制約、利用する事業者や市場によって異なる決済所要時間など、さまざまな課題があります。2025年9月時点で、国際送金にかかる世界平均コストは送金額の約6.36%に達しており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)が掲げる3%という目標の2倍以上となっています。
こうした背景から、世界各国のフィンテック企業は、国際決済の新たな仕組みを模索しています。ブロックチェーンを活用したインフラやステーブルコインは、国際送金システムにおける決済、資金管理、その他の機能を支える技術として、その可能性が検討されています。
Saloは、日本・フィリピン間の国際送金市場に注力しており、提供を予定しているサービスの決済インフラに、ステーブルコインやその他の金融技術を組み込む可能性を検討しています。同社は、日本からフィリピンの家族へ送金する在日フィリピン人のニーズを重視し、低額で透明性の高い手数料体系や、利用しやすい送金資金の入金手段を提供することを目指しています。
デジタル資産インフラへの関心の高まり
日本・フィリピン間の送金市場は、デジタル資産やブロックチェーンインフラの実用化に向けた、より大きな変化の一部でもあります。
2026年1月時点で、世界のステーブルコイン供給総額は約3,180億米ドルに達しました。国際送金、国際貿易、外貨へのアクセスなど、さまざまな市場での活用が検討されています。
TRM Labsが発表した2025年上半期のデジタル資産普及・ステーブルコイン利用指数において、フィリピンは2024年の世界第8位から第4位へと順位を上げました。一方、日本は第9位にランクインしており、両国でデジタル資産への関心と利用が高まっていることが示されています。
活発な国際送金需要と新たな金融技術への関心の高まりを背景に、日本・フィリピン間の送金市場は、次世代の金融インフラが国際金融サービスをどのように支援できるかを検討するうえで、重要な市場となっています。
国際送金の未来に向けた取り組み
CurvegridとSaloは、本協業を通じて、日本とフィリピン間における、より効率的な国際送金サービスの開発を支援するための可能性を検討していきます。
主な協業分野は以下のとおりです。
日本およびフィリピンの企業、金融機関、エコシステムパートナーとの連携
日本・フィリピン間の決済・送金市場に関する市場調査および知見の共有
国際送金業務におけるステーブルコインやブロックチェーンインフラの活用可能性の検討
記事、ウェビナー、業界インサイトなどの共同教育コンテンツの制作
両社は、新興技術を金融サービスに組み込む際に必要となる運用面および技術面の要件についても検討します。これには、規制遵守、セキュリティ、ガバナンス、相互運用性、監督・管理体制などの観点が含まれます。
「国際送金は、新たな金融技術によって既存のプロセスを改善できる可能性がある重要な分野です。Saloとの協業を通じて、日本・フィリピン間の送金市場でサービスを提供する企業の運用上のニーズをより深く理解し、ブロックチェーンインフラがどのような実用的価値を提供できるのかを探求していきたいと考えています。」
— William Metcalfe(ウィリアム・メトカーフ)、Curvegrid共同創業者
「フィリピンは海外からの送金が経済において大きな役割を果たす国であり、日本にも多くのフィリピン人労働者が暮らしています。日本で生活し、働くフィリピン人にとって、国際送金をよりシンプルで利用しやすいものにすることの重要性を、私たちは日々実感しています。サービス開始に向けた準備を進める中で、Curvegridと協業し、今後のサービスを支える可能性のある技術を共に検討できることを嬉しく思います。」
— Brendan Forster(ブレンダン・フォースター)、Salo創業者兼CEO
Curvegrid株式会社について
Curvegrid株式会社は、東京を拠点とするテクノロジー企業であり、デジタル資産インフラおよびブロックチェーンを活用したソリューションの開発を専門としています。
決済、金融サービス、国際取引など、実社会のさまざまなユースケースにデジタル資産を統合できるよう、企業を支援しています。
従来のシステムとブロックチェーン技術をつなぐことで、企業の業務効率、透明性、グローバルなアクセス性の向上に貢献しています。また、同社のプラットフォームは、複数のブロックチェーンネットワークに対応し、安全性と拡張性を備えたデジタル資産アプリケーションの導入を可能にします。
詳細については、https://www.curvegrid.com をご覧ください。
Saloについて
Saloは、東京を拠点とするフィンテック企業であり、日本に在住・就労するフィリピン人が、母国フィリピンへ低コストで送金できるサービスの開発を進めています。
Saloは、Salo Services株式会社(Salo Services K.K.)が展開するサービスブランドです。同社は現在、日本の資金決済に関する法律(資金決済法)に基づく資金移動業者としての登録申請に向けた準備を進めています。
現時点でSaloは送金サービスを提供しておらず、サービスの開始は資金移動業者としての登録完了後を予定しています。
Saloは、ブロックチェーン技術を活用することで、より迅速かつ低コストな国際送金を実現できるかを検討するとともに、日本に居住する人々にとって、金融サービスの利便性と効率性を向上させることを目指しています。
詳細については、https://salo.money をご覧ください。